色々なゾンビ



石器時代に出来た墓石も「死者が起き上がってこないように」
死体を埋めたその土の上に置いたのが始まりだとか。
だからその発想は大昔からあったようです。

ゾンビという言葉はブードゥー教から来てますが、
本来のゾンビと一般(?)で通っている意味とは大きく違っているので
あまり気にしないでいいと思います。

そこで今夜はゾンビについて、
私が今まで観てきた映画を基に、有名なパターンをまとめてみました。
手元に資料がないのでうら覚えと偏見と独断に基づいているので
そのへんはご了承下さい。
いや、勝手な話だけど、(-_-;

@ 基本型ゾンビ
映画「ゾンビ」「死霊のいけにえ」「ナイト オブ ザ リビングデッド」等
に見られるゾンビ。
・動作は遅い。
・生きた肉を食らう。
・ゾンビに食い殺されると(原形が残っていたら)その人もゾンビに
 なってしまう。
 噛まれただけでも数日熱にうなされた後ゾンビになってしまう。
・原因不明。(呪いと思われるふしはある)
・頭部を破壊すると死ぬ。

@ 走りだしたゾンビ
映画「デモンズ」
こいつは走るんですよね、確か。
当時ゾンビが走るのをみて戦慄が走ったものです。
また、その伝染性にも恐怖。
・ほぼ通常のスピード。
・鋭く伸びた爪で生きた人間を引き裂く。
・爪で怪我を負わされただけで呪いが伝染してしまい、
 デモンズになってしまう。
・仮面に宿る古代の呪いが原因。
・頭部を破壊すると死ぬ。だったかな。忘れた。

@ 部分的にも動きます。
映画「バタリアン」「バタリアン2」「バタリアン・リターンズ」
軍事用化学薬品による肉電池。
そのガスを大量に吸い込むと生きた人間でもバタリアン化します。
またこのタイプは細胞レベルで生(?)きているので、
頭部を破壊しても死にません。
また、生前の知性が残っているのも特徴。
脳ミソを食べると「死の苦痛」が少し和らぐらしい。
それにしても丈夫な歯だこと。
・新鮮なほど通常のスピード。
・脳ミソを食す。
・噛まれて毒がまわるとバタリアン化してしまう。
・軍事用化学薬品が原因。
 きわめて希薄な状態で死体に塗付してもバタリアン化を引き起こす。
 ガス化したものを生きた人間が肺から吸い込んでもアウト。
・高圧電流か対応する化学薬品で死ぬ(?)。

@ 本格派
映画「ゾンビ伝説」等
麻薬性物質による仮死状態と幻覚作用なんてヤボなこと言うのは
やめましょう。
・動きは遅いが怪力。
・人肉を食べたりはしない。
・死体に霊を憑けたことから。
・霊は口から入るので、寝てる間に口の中に塩を詰めて
 唇を縫い付けしまえば動かなくなる。

@ ヒットゲーム作品にもなる
TVゲーム「バイオハザード」「バイオハザード2」
ウイルスによるゾンビ。でも頭部を破壊すると死にます。
ただし、放っておいたらより強力なリッカーという化物に進化します。
・動作は遅い。
・生きた人間の肉を食らう。
・ゾンビ等からウイルスが感染したらゾンビになってしまう。
・ウイルスが原因。
・頭部を破壊すると死ぬ。

@ 基本形に戻る
映画「新・死霊のはらわた」
映画の中ではゾンビ保護団体みたいなものまでありました。
この手の映画って発端と顛末が無いのが多いですね。
もう既にゾンビワールドみたいな舞台が出来上がっている。
・通常に近いスピード。
・生きた肉を食らう。
・噛まれたりして細菌が移るとゾンビになってしまう。
・細菌が原因。
・頭部を破壊すると死ぬ。

以上、
他にももっともっと亜種が有ると思うんですが、
単に私が観ていないのと、私見で
「これはゾンビっていうよりレブナントかな、あれはフレッシュゴーレムかな」
みたいにマニアックな判断で切り捨てたものがあります。(^_^;

私の個人的な好みでは、
細菌やウイルス、科学薬品等というSFっぽいゾンビは嫌です。
あくまでオカルト!! 呪いで勝負して欲しい!!!
あと、ゾンビは走らんといてほしい。
怪力と強靱なアゴは可。知性は不可。



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