寄る歳



 今回は製作環境の一環として体調管理について。
 まあ、趣味とはいえ体調も大きく左右するよ、というお話。

 三十路越えたあたりから体にガタ、という程ではないけれど、無
茶が利かなくなった部分があります。
 私は今まで健康優良児タイプでした。ある意味損な役回りが多い
道のりを歩んできた方です。それぐらい体力だけはあった感じなの
ですが、そんな私でもアレレと思うことが起こり始めています。
 若いうちは、年上の人が「若いころは良かったけれど云々」とか
言っているのを聞いて言い訳がましいなあ嫌だなあと思っていまし
たが、その私がそういう感想を踏まえて現状を考えた結果を書き記
したいと思います。
 まずたわいもない身近な日常で具体的なものを列挙すると、

・食べ放題・飲み放題のどちらか1つしかできなくなった。
・二徹が無理になった。
・平均睡眠時間4時間とかも無理になりました。
・風邪の症状が増えた。
・ダイエットしたときに痩せにくくなった。
・寝て起きても疲れが残る。
 等々。

 この歳だとまだ深刻な問題はないので、なんだしょうもない、と
思われるかもしれませんが、一言で言うと「疲れやすくなった」の
は確かです。
 例えばゲームでさえ、不眠不休で遊べたRPGも今では休憩を必
要とします。ぶっつづけというのができなくなりました。なんとか
無理してやってみるとそのうち頭痛や軽い吐き気をもよおします。
無茶をしたときにこういった症状が出るのが以前より簡単になりま
した。(-_-;やばい

 疲れ易くなるとどうなるかというと、集中力のうち何割かが疲れ
に負けそうになるのに対抗する方へまわさなければならなくなりま
す。
 では具体的にどういうことが起こるのかというと、1発で引ける
線が2発、3発とかかったり、或いは失敗してやり直す確立が増し
ます。些細な見落としが増えてやり直す手間がかかります。ここい
ちばんでひらめけば良いものがひらめきにくくなります。
 こういったことから効率が悪くなり、新たに余計な集中力が削が
れてまた些細なミスを呼びます。些細なミスが積もって最終的に失
敗することもあります。
 などと、相乗効果的に悪い方へ突き進みます。
 そういったことから、情熱が若い頃と変わらなければ単純な作業
率は歳とともに下がります。

 そう言うわけで、歳をとるとにっちもさっちもいかない感じです。
 じゃあどうすればよいのか、どうしようもないのか、というと、
決してそういうわけではなく、通常、何もしないまま歳だけ食うわ
けではないので、他の部分で補えます。
 歳とともに自分を磨いてスキルを付け向上させてきた者は、年齢
による肉体的精神的デメリットを差し引いても総合的な作業率は変
わらなかったり、上がったりしています。
 まあ、2日徹夜出来なくても1日の徹夜で出来るだけの腕をつち
かっていれな問題無いわけです。

 さて、
 もし今これを呼んでいる若い衆がいたら吸収力成長力の高いうち
に、経験値をためてレベルを上げておくべきです。
 そして、すでにそこそこの歳を取ってしまった方も、これから先
のことを考えて、以下略。

 というわけで結論。

 年取ったら無茶でけへん。 へ(-。-)ノ



MEMO 製作環境等々 始めに戻る