ボクは慌てて部屋にもどり手を洗った。
洗っても洗っても、
あの匂いと感触はしつこくへばりついたままだった。
蛆虫が靴とか服に付いてないか、
また部屋のどこかに落ちてないか、
神経をビクビクさせていた。
その晩は御飯を食べれなかった。
その夜、夢を見た。