目の描き方

絵を描きはじめた人なら
殆どの人がそうであったと思われる。(ちょっと弱気)
「私、人の顔は目から描くんです」とか言うセリフ。
それほど注目度のたかい「目」。

今回のテーマは「目」です。
絵の中で人物がいれば、見る人の視線は人物に集まります。
その人物の中でも更に、見る人の視線が集まるのは「目」です。多分。

はっきり言って、「目」が上手に描けたらもう、
王手飛車取りってなもんですよ。

ちょっと今回は基本的な事で、
観てても面白くないかもしれませんが、
やっぱり基本を極めるのが意外と近道だと思うんですよ。

どうか我慢して観てやって下さい。


1 目を描く時は、
見えてない部分にも丸い球体があることをイメージして描くように、
とか言われますが、ケースバイケースでお願いします。
解り易く言えば、上の方に陰をつけとけってことです。
2 目の中で最も黒いのは、瞳孔。
では一番白いのは?
それは白目の白の部分ではなくて、やっぱり瞳孔。
っていうか、そのへんで反射している光です。
この反射光は最も暗い色の瞳孔にかかってるか、
すぐそばにあることによって引き立ちます。
3 じつは白目の白は紫です。
灰色でも良いのですが、私は好みで薄い紫をかけます。
あっ でも人それぞれだとおもうので、、、黄色でも、茶色でも、
要するに真っ白にしないでってことです。
ここの白を落として、
瞳の反射光を真っ白にして強調するのが良いです。
比較的アップの時には、まつげのところとかに
白をパラつかせてやると、
つやが出ます。
4 適当な所で切り上げて下さい。
あまり生々しく描き込まなくても良いことが多いです。


サンプル画像
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