絵を描きはじめた人なら 殆どの人がそうであったと思われる。(ちょっと弱気) 「私、人の顔は目から描くんです」とか言うセリフ。 それほど注目度のたかい「目」。 今回のテーマは「目」です。 絵の中で人物がいれば、見る人の視線は人物に集まります。 その人物の中でも更に、見る人の視線が集まるのは「目」です。多分。 はっきり言って、「目」が上手に描けたらもう、 王手飛車取りってなもんですよ。 ちょっと今回は基本的な事で、 観てても面白くないかもしれませんが、 やっぱり基本を極めるのが意外と近道だと思うんですよ。 どうか我慢して観てやって下さい。 | |
目を描く時は、 見えてない部分にも丸い球体があることをイメージして描くように、 とか言われますが、ケースバイケースでお願いします。 解り易く言えば、上の方に陰をつけとけってことです。 | |
目の中で最も黒いのは、瞳孔。 では一番白いのは? それは白目の白の部分ではなくて、やっぱり瞳孔。 っていうか、そのへんで反射している光です。 この反射光は最も暗い色の瞳孔にかかってるか、 すぐそばにあることによって引き立ちます。 | |
じつは白目の白は紫です。 灰色でも良いのですが、私は好みで薄い紫をかけます。 あっ でも人それぞれだとおもうので、、、黄色でも、茶色でも、 要するに真っ白にしないでってことです。 ここの白を落として、 瞳の反射光を真っ白にして強調するのが良いです。 比較的アップの時には、まつげのところとかに 白をパラつかせてやると、 つやが出ます。 | |
適当な所で切り上げて下さい。 あまり生々しく描き込まなくても良いことが多いです。 | |
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