■ ヒドラ (Hydra) ■ ヒドラはギリシア神話に由来するモンスタ ーで、多数の頭を持つ巨大な蛇だ。頭の数は 伝説によってまちまちで、中には50とも1 00ともいわれている。また、物語によって は4本の短い足が生えてるものもある。 棲み家は地底の洞穴だが、しばしば沼地や 湿地帯に出没する。全身を覆ううろこは鎖の ように固く、灰色がかった茶色で、泥の中で は保護色となる。目は琥珀色かオレンジ色で、 口には黄色っぽいギザギザの歯が生えている。 ギリシア神話のヘラクレス伝説に出てくる レルネーのヒドラは、巨大怪物テュポーンと 蛇女エキドナの間に生まれ、草木を枯らす猛 毒の息を吐き、首を切り落とされると、その 傷口から新たに2本の首が生えてくる。 ヘラクレスの従者イオラスが、傷口を火で 焼けばそれ以上首が生えてこなくなることを 発見し、倒すことが出来た。 |
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