初めての漫画原稿 |
「1枚物の絵はそこそこ上手に書けるけど、漫画は描いた事がない」 という人の為に、 と言っても単なる私の体験談なんですが、(^_^; 参考ぐらいにはなるかと思いまして。 気付いた事とか印象に残った事を書き記しておきます。 今回、ネットで知り合ったお友達の同人誌に参加させてもらうことになり、 生まれて初めて漫画原稿なるものを描きました。 実は小さい頃から描いてみたくて、 「絶対に商業誌に投稿しやろう」とか思ってたんですが、 結局、ノートにちょこちょこっと描いた程度で今まできたクチです。 (-_-; [ 印象その1 ] 「本は読むものであって書くものではない」 という既成概念から、まず離れる事、なんでしょうか、ねえ。 「いかに写真に近づけれるか」 というチャレンジをした経験のある人なら、 漫画イラストの真似は容易にできると思うし、 そんなことしてなくても自信のあるものを描ける方々に注意。 描けませんよ!それだけでは漫画原稿はっ! (>_<)ノ 実際やってみて分かったんですが、 [ 印象その2 ] キャラクターの描き分けと、同じ顔を維持しつつ自在に動かすのが なかなか苦しめる。 たった15ページ(扉含む)だったのに なんか、始めの方と終わりの方の感じがちがうし。(-_-; あと、言うまでもありませんが、 [ 印象その3 ] 話創りやセリフの言い回し等のセンスが必要。 そして一番の壁だったのが [ 印象その4 ] コマ割り、とか、コマ運び?って言うんでしょうか、 画面構成の際にパズラーとしての才能もいる。 とか、思いました。 なんか、他にも分からない事だらけだったんですが。 (;_;)ウチワク、タチキリ、ッテ何?ミタイナ クラッチの切り方も知らないでバイクに乗った時の様な感触でした。 最後に漫画作成の手順にそって、感想を書いときます。 [ 1 ネタくり ] わりかしすぐ出来ました。 電車の中でなんにも出来ない時とか、まあなにとなく、できます。 最終的にてきとーな紙にあらすじとか 絶対に書いておきたいフレーズとか記します。 ページが限られているので、いかに短く削るかに注意しました。 [ 2 ネーム ] 無印良品のわら半紙のパッドに書き殴りました。 イキナリここで挫折しそうになりましたが、 とにかく先に進まない事にはなんにも始まらないので 「深く考えない」ことによって解決しました。 も〜 ほんとてきと〜に切りました。 [ 3 下書き ] そのつけがここでまわってきました。(-_-; 土壇場になって描き直す事度々。 ただ、てきと〜とはいえベースは出来ているので、 始めのハードルほどは高くなかったです。 原稿用紙にシャーペンで清書します。 [ 4 ペン入れ ] Gペンで下書きをなぞります。 まだまだガリリリリとかインクボタッとかしてしまいますが、 まあそのうち慣れるでしょう。(希望的観測) 作業的な工程なんだけど、久しぶりに「物に描いている感触」 が楽しくて全然苦になりませんでした。(へ_へ) [ 5 ベタとか ] ペン入れのときにGペンでしてしまいがちなんですが、 紙もいたむし、きっと素人の証拠なんでしょうねえ。 今回はトーンを使わないで勝負! (↑結局ちょっとだけ使ったけど) と決めていたのでほとんど切り貼り作業はしてません。 ホワイトは文房具の修正液の方が使いやすい様に思いました。 (白インクは乾いた後でもベタベタ、使い方が悪いのかな。) [ 最後に今回の反省点 ] 28にもなって「初めてなので〜」などと、 言い訳にもならぬ事による失態が多々有ったように思いました。 話を短くまとめるのが下手で、ついついナレーションの様な 主人公の語りが多くなってしまいました。 根本的に全然下手。 もっと時間と質の良い集中力をもってくるべき。 .....(_ _; あああ これ以上書くと凹む。 でもこれが現時点での実力なのね〜ん。見栄も謙遜もなく、 とか、ではでは、今回はこのへんで。へ(-。-)ノ ホナサイナラ |
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