全世界公開〜 その2



もともとホームページを開いたのは、
大学の美術部時代から時折グループで画廊を借りて開いている
絵の展覧会の延長みたいなもんなんですが。

このホームページというものは、グループ展における
資金面の問題、発表時間の制限、作品の自由度の制限、
広報範囲の狭さ、批評の受け難さ、人的交流の狭さ、
などの問題点をかなり解決してくれました。

が、しかし、最近はたと気付いた重要な事があるのです。
それは
あまりの手軽さと便利さのせいで
一つ一つの作品に対する力のかけ方が激減しているということ。

やはりこれも、全世界公開という自覚が無い症状の一つでしょう。
その点に注意して考え直してみたら、
ほとんど自分のパソコンに保存する程度の気軽さで描いていますねえ、私。
「出来た出来た観て観て!」ではなく「とりあえず保存しとこ」みたいな。
(-_-;
展覧会を開くとか、コンテストとかに応募するとかしたら
もっともっと真剣に煮詰めたりするはずなのに、
ホームページにアップする時なんて軽い。凄まじくノリが軽いです。

そんな調子で描いた絵を、たまたま観た人が
あまりよくない意味の「なんだこりゃ」という感想を持って、
そのまま去ってしまったら、一生 TOMOSUMA=なんだこりゃ
のイメージを引きずることになるのかな。
いやいや、
自分のイメージとか、結果とかデキとかの問題ではなく、
そういった気持ちのいい加減さは、
創作活動を行う姿勢として、観てもらう姿勢として
真剣に観てくれる人と
真剣に創作に取り組んでいる他のグラフィッカーの方と
新しく生まれる作品に対して
失礼極まりないと言えるのである。
へたな展覧会よりもHPの方が影響力が有り得るという事に
気付いていないんですよね。(-_-;

ん、まてよ、しかし、
そこまで言うほどいいかげんな気持ちでもないぞ。
まあちょっとツメが甘いのは認めるけど。
自分で書き込んでおきながらなんなんだけど、
ひとりでにだんだん話が偉そうになってしまったよ〜な。

う〜ん考えすぎかな。 ヘ(-。-)ノ〜♪



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