真夏の太陽が照り付ける高熱のコンクリート
ボクはマンションの屋上で鳩が死んでいるのを見つけてしまった。
「お母さん。あの鳩死んでるの?」
「そうね」
「可哀相だからお墓を作ってあげようよ」
「ダメよ。バッチいから、さわっちゃ」
「.....」
ボクは気にはなったけど、そのままその場を去ってしまった。